飼育員ブログブログ

2020年6月26日(金)何エビ?

本園の水路は琵琶湖疏水を引き込んでいます。このため,琵琶湖水系の生き物が流れてきています。
数多く観察されるのがエビの仲間です。数種類が確認されていますが,これはおそらく「ミナミヌマエビ」だと思われます。

体色には暗青色,赤褐色,濃褐色,薄褐色,透明度が高いものなど様々な個体がいるため,違う種類のように見えます。

脱皮は成長にともない必要なことで,真ん中あたりで割れて頭側と体側で脱ぎ,全身の脱皮殻が残されます。

主に水草や藻を食べているので,京都の森の水路や噴水池で藻のあたりを探してみてください。
副園長 和田