飼育員ブログブログ
2020年5月5日(火)カンサイタンポポみっけ!
前回,水源地(すいげんち)の話を書きましたが,場所は東山三十六峰の山すそなので,自然環境が豊かということなのでしょう。
水路脇に咲いていたタンポポが二ホンタンポポでした。
ダンデライオンを紹介した時に書きましたが,総苞片が閉じていることでニホンタンポポであることが分かります。
そして,種もセイヨウタンポポに比べると大きかったです。
なお,二ホンタンポポには,たくさん種類があるようですが,このあたりで見られるのはカンサイタンポポのようです。水源地やインクラインはカンサイタンポポだけでしたが,帰りの道中にはカンサイタンポポとセイヨウタンポポが両方咲いている場所もありました。
セイヨウタンポポは侵略的外来種ワースト100のひとつで,もうすでに二ホンタンポポは全体の2割程度にまで減少しているとの報告もあります。お散歩の際に,咲いているのを見かけたら確認してみてはいかがでしょうか。
副園長 和田