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2020年4月25日(土)ラオスに行ってきました2020【ラオスの自然編】
前回のブログでも紹介しましたが,2月18日~29日でラオスに行ってきました。
今回はラオスの自然について紹介します。
「首都ビエンチャンからサイニャブリー県に向かう
道で見た山。普段見慣れている京都の山とは山容が違う。」
ラオスの森林率は2010年の調査で66.5%とされています。
ちなみに日本は同じ年の調査で68.2%。世界の陸地面積に占める
森林の割合は約31%だそうです。
日本もラオスもとても緑の豊かな国といえます。
しかし,ラオスの森は開発等によって減っていく傾向にあったそうです。
現在国でも森林面積を増やすことを目標に取り組みを行っています。
「ラオスの主食はもち米。田んぼも多く見られた。」
「山に迫る農地。山肌も草地になっている部分がある。」
「首都ビエンチャンの街並み。遠くまで建物が見える。」
貴重な動物たちと自然を守るため,21個の国立自然保護区も設置されています。
そのうちの一つ,サイニャブリー県にあるナンピューイ国立保護区には
まだ多くの野生ゾウも暮らしていると考えられており,保護活動もなされています。
しかし,野生のゾウが人の暮らす場所の近くに降りてきて,畑を荒らして
問題になったり,追い払うのに殺されてしまったりということもあります。
これは,日本ではシカやイノシシ,クマなどの動物で
問題になっていることに似ています。
これを解決するのはとても難しいと思います。
まずこのような問題があるということを多くの人が知ることが大切だと
思います。
次回は,ゾウ保全センターについて紹介します。
アジアゾウ担当:しまだかなえ