飼育員ブログブログ
2020年3月30日(月)獣医室だより054 ヒョウモントカゲモドキの検便
春は出会いと別れの季節。
京都市動物園にも,新たな動物がやってきました。
現在検疫室で検査を受けている,新顔のヒョウモントカゲモドキです。
そして,おなかの中からは,歓迎されざる寄生虫の卵も。
哺乳類や鳥類と比べると,爬虫類や両生類は排便間隔が長めです。
このため,寄生虫卵が検出されると検疫期間が長くなりやすい傾向があります。
虫の種類を特定して,薬を選んで投与して,また検便をして,を繰り返します。
個人的な印象ですが,爬虫類の寄生虫はなかなか落ちません…
熱帯動物館デビューは,もう少し先になりそうです。
土佐