飼育員ブログブログ
2020年1月27日(月)ヤブイヌについて
パパヤが亡くなって,もうすぐ2ヶ月になります。
残されたパパヤの子どもについて,長らく皆さまにお知らせせず、申し訳ありませんでした。
ヤブイヌの子どもはパパヤが亡くなって約2ヶ月間職員で人工哺育をしていました。
ヤブイヌの子どもはパパヤが亡くなって約2ヶ月間職員で人工哺育をしていました。
人工哺育しだした頃は126gだった体重も今では1.3kgを超えました。
「人工哺育しだしてすぐの頃。鼻がピンク色だった。」
「人工哺育しだしてすぐの頃。鼻がピンク色だった。」
「生まれてからしばらく,隣の人形と一緒でした。」
「目が開きだした頃。」
最初の頃はミルクを飲ませるためのニップルが合わず,あまりミルクを飲まずにあたふたしたり…
下痢をしたり…
年末には体調をくずして,元気がなくなりまたまたあたふたしたり…
色々ありましたが,順調に大きくなってくれました。
「人用のニップルに替えてから,驚くほどたくさん飲むようになりました。」
「人用のニップルに替えてから,驚くほどたくさん飲むようになりました。」
父親のデンマルは,パパヤの死で子どもを取り上げるまで面倒を見てくれていたのですが,子どもにミルクを与える必要があったのと保温の必要があったことから子どもとは別にしていました。
でも,いつかは一緒に暮らしてもらいたかったので人工哺育しだしてすぐにお見合いを繰り返し,生後3週間を過ぎた頃からは隣の部屋で暮らしてもらいました。
そして,1月14日に初めて一緒の部屋に。
デンマルは首もとを咥えて持ち運ぼうとしていましたが,子どもが嫌がったため無理して運ぶことはせず。同居して3日目には寄り添って寝てくれるようになりました。
「寄り添って寝る,デンマルと子ども」
「寄り添って寝る,デンマルと子ども」
最近は外のグラウンド(非公開)も出られるようにし,デンマルにつられて少しずつ外にも出るようになりました。
「外が気になる~」
「外が気になる~」
公開の時期は現在協議中ですが,公開までしばらくお待ちください。
ヤブイヌ担当:しまだかなえ