飼育員ブログブログ
2019年11月5日(火)動物の移動・展示について
動物園では,飼育動物の展示・繁殖を行っていますが,状況によって動物を出し入れすることがあります。
この度,かねてより導入を予定していた「フタユビナマケモノ」の検疫が終了しましたので,11月6日より「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館『ひかりのエリア』」で公開します。愛称はパチパチです。
なお,前回からの飼育環境の改善策のひとつとして,「ホットスポット(暖かい場所)」を1箇所増設しました。
すでに,地上で飼育しているアカアシガメ(左),ケヅメリクガメ(右)とともに御覧下さい。
また,暑さ対策で非公開施設に移動していたシロフクロウのヒナ達ですが,すでに大きく成長したため2羽を搬出し,現在は2羽を飼育中です。
秋らしく暑さも和らいできたので,屋外エリアも使用しておりますが,園内での展示の予定はありませんので,御了承下さい。
なお現在,新たな「京都市動物園構想」の策定に向けて取組んでいるところですが,その中で「コレクションプラン」も検討しています。コレクションプランとは,動物の保存,繁殖に取り組むために動物を選定,分類し管理していく計画のことです。
今後の京都市動物園の方向性については,京都市動物園構想を御確認下さい。
種の保存展示課長 和田