飼育員ブログブログ
2019年6月3日(月)獣医室だより011 出番がないのが一番
5/11に行われたヒツジの毛刈り,皆さんはご覧になりましたか。
新装備に身を包み,昨年までの経験をもとに,完璧な毛刈りが行われました。
刈られた後の毛は,見事一枚の開きになっていましたね。
さて,この日,実は獣医も現場に控えていました。
ヒツジの毛刈りでは,バリカンで皮膚を切ってしまうことがあります。
その際すぐに止血できるよう,ひっそりお邪魔していました。
用意したのは止血用のボスミン(アドレナリン)と消毒用のポピラール。
幸い今回の毛刈りでは出番はありませんでした。
刈った後に出てきた,かさぶたの剥がれた古傷を治療した程度です。
できるなら,獣医の出番はないのが一番。
ほっとして診療室に戻るのでした。
土佐