飼育員ブログブログ

2018年6月2日(土)ナズナ頑張りました

フンボルトペンギンのナズナが死亡しました。

30歳。フンボルトペンギンにとっては結構長生きな方でした。

これまでのブログでも何回も紹介してきましたが,ナズナは眼が悪かったため,1羽だけ手渡しでアジをあげていました。

餌をあげるときも,普段陸で過ごしているときも,眼が悪いせいで他の個体にぶつかりそうになって攻撃されることが多く,餌をあげるときも注意してあげなければいけなかったし,心配が絶えない子でした。

手間がかかる分愛着もわいていたので,年をとっていたとはいえ死んでしまったことはとても悲しかったです。

ナズナはすごく猫背で,遠くから見ても「あ,あれナズナだ」と見分けることができました。

この哀愁のある後ろ姿がもう見れないと思うと,とても寂しいです。

担当者としては少し悔いの残る最期でしたが,ナズナはよく頑張ってくれました。

ナズナと同じように,いやそれ以上に他の子たちも長生きしてくれるように今回のことを活かしていきたいと思います。

次のブログでも話しますが,ペンギンたちはもうすぐ換羽のシーズンに入ります!

ペンギンたちの七変化,とまではいきませんが三変化くらいが一気に見れる時期なのでぜひ観察しに来てください^^

 

ペンギン担当 なかはら