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2017年10月18日(水)オタマジャクシ①

熱帯動物館のバックヤードでオタマジャクシを育てています。
オタマジャクシの親は,こちらのカエルです。
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マダラヤドクガエルです。

マダラヤドクガエルは,植物の葉に溜まった小さな水たまりなどに産卵します。
動物園では,小さな水たまりを人工的に作ってあげることで産卵を促しています。
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展示ケースの中に小さな器を横向きにおいて,その中に少しだけ水を入れてあげます。毎日,この水たまりに卵がないかを確認していると・・・
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器の中にゼラチン状の物質が!?
これが卵です。胚の大きさは2mm程度で,1回に1~10個ほど産みます。
胚はゼラチン状の物質で包まれています。
動物園では,器ごと卵を取り上げて,飼育員の手で管理しています。
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最初は黒くて丸い胚ですが,少しずつオタマジャクシの姿に変わっていきます。

3日後・・・なんとなくオタマジャクシの体ができ始めてきました。
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5日後・・・体が大きくなり,頭と尾がわかるようになります。
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7日後・・・さらに大きくなり,外鰓(がいさい)が目立ちます。
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外鰓(がいさい)とは,体の外に糸状に伸びたえらのことで,オタマジャクシの初期にしかみられません。
オタマジャクシの頭の両脇から,赤いモヤモヤしたものが伸びているのがわかりますでしょうか??
外鰓は数日の間に成長とともに消えてしまいます。
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10日後・・・自力でゼラチン質を突きやぶり,孵化していきます。
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このころのオタマジャクシは真っ黒で,マダラヤドクガエルのきれいな模様はありません。
いつごろから模様が出始めるのでしょうか??
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続きは次回。

熱帯動物館 セオ