飼育員ブログブログ

2017年8月4日(金)うんちにまつわるエトセトラ

前回のブログで子バクのうんち事情を紹介しましたが,
今回はさらにバクとうんちに関するお話をご紹介しようと思います!

1.うんちをするときには“水”がかかせません!
バク達がおもむろにプールに入り,後ろ肢を地面にスリスリ…
すると…
ボトボトボトッ!!
大量のうんちが出てきますΣ(゜ロ゜)
野生では肉食動物に襲われてしまう危険もあるバク達。
水の中だと襲われる危険性も減り,うんちも流れていってしまうので
この“水洗トイレ”方式がバク達のトイレマナーになっているようです。
生まれてすぐの子バクにもその本能があるようで,
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ホースで水をちょろちょろ…
すると後ろ肢をすりすり…
そして…
ぽとん。
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心なしか気持ち良さそうな顔w(*^ω^*)
上手にトイレができました♪

2.お母さんのうんちをパクッ!?
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人の感覚ではなかなか理解できない行動ですが…(; ̄Д ̄)
これは草食動物にとっては自然で重要な行動なんです!
実はこれ,うんちに含まれる腸内菌を取り込んでいると言われています。
植物を主に食べる動物にとって,それを分解してくれる腸内菌はとっても大事!
生まれたばかりの子どものお腹の中には腸内菌が住んでいないので,
このように,草食動物として生きるちからを手に入れているんですねΣd( ̄▽ ̄)

ちなみにお母さんが子供のうんちを食べていることも。
これは…
①周りを清潔に保つ
②うんちに天敵が寄ってくるのを防ぐ
③未消化で栄養価が高いから
などが考えられます。
ちなみに,子バクのうんちの写真は母親が食べる前に撮らないといけないので
いつもミノリと取り合いになっています。
うんちを取り合うミノリと飼育員の姿もお楽しみください(^3^)/笑

                     ブラジルバク担当 荒蒔