飼育員ブログブログ
2017年6月13日(火)老猫と若猫
梅雨に入り,なんとなく蒸し暑いですね。もうじゅうワールドで暮らす動物たちも
暑そうにしています。中でも特にだれ気味なのがライオンのナイル(オス)
です。彼はライオンとしては非常に高齢(1994年生まれなので,なんと
もう23歳)です。そのため換毛(毛が生え変わること)が悪く,お腹のあ
たりや肩にかけては毛が絡まりあってフェルト状になっていて,より一層暑
そうです。
朝夕はまだ雄たけびを上げながら歩き回るのですが,日中はほぼ横になって
います。見るからに「おじいさん」っていう感じです。
おじいさんながら,ある意味,風格を感じさせるナイルの顔。
寄る年波で,お腹にはフェルト状の毛が。暑そうです。
ジャガーのアサヒ(オス)は2014年生まれの若い個体ですが,暑いのが
別に好きなわけではなく,やっぱりちょっとだれ気味です。食欲も減退気味
で,せっかく与えたトリもも肉に見向きもしません。でも若い個体なので,
毛並みや体の張りは抜群でとてもきれいです。いかにも「若者」っていう感
じです。
若く精悍な表情のアサヒ。でも本当は暑そうです。
そんなちょっとだれ気味の動物たちに会いに来てください。
ライオン・ジャガー担当 松ぞう