飼育員ブログブログ
2017年4月14日(金)春の彩り ~そのⅥ~
今日の彩りは・・・
カナメモチ(要黐)です!
秋の紅葉じゃないの?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
春に出てくる新芽が赤いのです(~o~)
この新芽が赤く綺麗なので生け垣として植えられることが多いようで
赤色はアントシアニン色素によるもので
新芽は軟らかくて弱いため
強い日差しから新芽を守っていると考えられているようです。
赤いのは新芽の時だけで
開いて固くなると緑色に変わります。
↑ここは「京都の森」の奥にある
野生鳥獣救護センターの前の生け垣です~
名前の由来は・・・
この木で扇の要(かなめ)を作ったことや
モチノキ(黐)に似ていることから付けられたようです。
~おまけ~
今年の桜は咲き始めが遅かったのと
咲き始めてからも寒い日が続いたからか
随分長く花を楽しめていて
園内でも散り始めましたがこんなに咲いています♪
ジャガー舎の前にて
噴水池にて
おとぎの国北側にて
京都の森にて
~おまけパート2~
これも花なのですが
何の花かわかりますか?↓
実は・・・
モミジの花なのです~
可愛い新芽の先に小さいですが
赤い花が咲いているのわかるでしょうか?
この後ちゃんと種になるのですよ!
種になった様子はまた次回に紹介します~
御来園の際には
動物だけではなく春の彩りもお楽しみくださいね~♪
種の保存展示課 ひらやま