飼育員ブログブログ
2016年8月22日(月)Rioを偲ぶ
終わりましたねー,オリンピック(^‐^)/
スポーツ好きな私は毎日結果が気になって仕方がありませんでした!
でも今日のタイトルはオリンピックとは別のお話。
リオオリンピックに所縁のある1頭の動物のお話。
2009年10月1日に当園のブラジルバクに1頭のオスの子供が生まれました。
その翌日,リオオリンピックの開催が決定。
”ブラジル”というキーワードでつながったこの子供の名前は
お客さんからの投票の結果”リオ”と名付けられました。
左:リオ 右:ミノリ(若い!!)
ブラジルバクは子供のころはウリ坊模様なんです♪
凛々しい顔つき!
水が好きすぎて水たまりですやすや(*^・^*)
成長とともに縞模様は消えて顔つきにはオスの貫禄が!
京都でみんなに愛されて育っていたリオくんでしたが,
3歳の頃に残念ながら亡くなってしまいました。
私はその頃まだ京都にはおらず,リオくんに直接会ったことはないのですが,
当時の担当者からリオくんとの思い出話を聞いていたので,
リオオリンピックのタイミングでリオくんのお話をしたいなと思っていました。
その後リオくんのお父さんとお母さんには2頭目の子供”ルリ”が生まれました。
リオくんは天国でお兄ちゃんになりました。
妹のルリちゃんはすくすく育って,1歳の頃にお嫁入りしました。
中国の動物園への長距離移動だったのですが,
リオくんも天国で見守ってくれていたおかげで無事に移動できました。
名前の由来となったリオオリンピックはひとまず閉会式を迎え,
オリンピックの感動はいつまでも残っていくものだと思いますが,
リオくんとの思い出もみなさんの中に残り続けて貰えたらと思っています。
最後に…
左:リオ 右ミノリ(2010年)
左:ルリ 右:ミノリ(2015年)
お母さんへの甘え方まで兄妹そっくりやね(^▽^)♪
ブラジルバク担当 アラマキ