飼育員ブログブログ

2016年8月14日(日)水禽舎の歴史

京都市動物園には,1903年(明治36年)の開園から7年後の
1910年(明治43年)からずっとこれまで形は変わりましたが
水禽舎があります。

初代は桜型池という桜の花の形をした池があるものだったそうです。
動物園に勤めて24年目に入る私ですが,これはさすがに知りません。
写真もモノクロです。

blog20160813桜型

二代目はつい数年まえまであった「大水禽舎」です。この動物舎はご存知の
方も多いと思います。初代と似たようなドーム型で1983年(昭和58年)
に建設されました。黄金期にはたくさんの繁殖があった思い出深い建物です。

blog20160813③大水禽

現在の水禽舎は3代目で,それまで正門の前にありましたが,動物園整備構想で
「京都の森」の一部になりました。まだ残念ながらこれまでこの建物で繁殖した
例はありませんが,がんばって繁殖にも取り組んでいきたいと考えています。

blog20160813水禽舎
乞うご期待。

                    水禽舎担当 松ぞう