2016年5月11日（水）命名＆試練！

4月10日に生まれたテンジクネズミの子ども4頭…
（詳細は，以前のブログ：https://www5.city.kyoto.jp/zoo/enjoy/breeder-blog/diary/20160411-18954.html
をご覧ください！）

すくすく成長し，1ヶ月経ちました！！

赤ちゃんが生まれるのは，とっても嬉しいのですが，担当者には試練が・・・

そう，名前を考えることです。

テンジクネズミには最近，食べ物の名前を付けています。
今回も食べ物から名前を考えました。

「左から，クレープ・ワッフル・ドラヤキ・タイヤキ」
色から連想できて，なおかつ呼びやすい名前を一生懸命考えた結果です（笑）
ドラヤキだけが男の子でした。

さて，誕生から1ヶ月を過ぎると…
テンジクネズミたちにも試練が訪れます！
それは，お母さん・兄弟以外の個体との同居です。

女の子だった，クレープ・ワッフル・タイヤキはメスの群れに
同居をさせました。
（男の子のドラヤキはお父さんともう一頭のオスと3頭で暮らしています。）

「赤い丸で囲った部分にクレープがいます。
他の子と比べるとやっぱり小さい！！」

そして，さらなる試練も・・・
それは，「橋を渡って外に出ること」です。
京都市動物園では，テンジクネズミを外のグラウンドに出すとき，橋を渡らせています。
その橋を渡るのを覚えるのに時間がかかるのです。

案の上，最初はなんのことやらわからない様子でしたが，
下の写真のように先輩テンジクネズミにお尻をおしてもらったりして，
なんとか外に出ました。

スムーズに出入りできるようになるまでにどれくらいかかるかな？？

「外での様子。2頭子どもが写っています。どこにいるか分かりますか？」

グラウンドでは，先輩たちに負けじ！と青草を食べていました。
この調子で，群れの中でもたくましく育ってほしいと思います。

ふれあいデビューの日も近いです。
皆さまお楽しみに♪

おとぎの国担当：しまだかなえ