飼育員ブログブログ

2014年12月3日(水)はじめまして。

キツネのコンちゃんとアナグマのフクちゃんが暮らす,京都の森の小獣舎。
最近,新しい仲間が加わりました!ヾ(*´∀`*)ノ
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最近のベストショット!目が真ん丸でかわいい~

コンちゃんと同じ,ホンドギツネのキョウくんです。名前は京都の「京」からきています。
今年の1月に交通事故に遭って,下半身が動かない状態で動物園の救護センターにやってきました。その後,無事回復して動けるようになりましたが,歯が何本も抜けてしまい野生に返しても餌をとることができないため,11月10日に小獣舎へ移動してきました。今は小獣舎の環境に慣れ,同居予定のコンちゃんとのお見合いをするため,コンちゃんとフクちゃんの間,空いているタヌキの展示エリアに入ってもらっています。

赤ちゃんの頃に保護され,人に育てられたフクちゃんやコンちゃんと違い,野生で大人になるまで生きてきたキョウくん。動物園という環境や人にまだまだ慣れず,いまだに昼間は外に出ることはなく,寝室でじっとしています。
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この写真は移動してすぐの頃。とても緊張しています…

ただ,夜には外でハッスルしているらしく,グラウンドには日に日に掘った跡が増えていきます。
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元は,緑の芝生でした…(;´∀`)

グラウンド内の植栽も,こんなことに…
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あらら。(´・ω・`)
一度夜の様子を録画してみたいと思っています。きっととても活発なのでしょう。お隣のコンちゃんとも夜に会っているのかな~

何度か短い時間,寝室内の柵越しにお見合いをしたことはありますが,共にあまり反応なし…2匹ともお互いをどう思っているのでしょうね。
ね,コンちゃん。
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相変わらずマイペースに元気なコンちゃんです(*´ω`*)

でも,とってもシャイなキョウくんも,少しずつ進歩はしています。
移動して数日間は,寝室の入り口から見えない隅に小さく縮こまって,全く動かなかったのですが,最近はよく寝室の出口の方を向いて外を眺めています。
また,まだまだとても警戒していますが,餌のお肉を担当者の手から食べてくれるようになりました。顔つきも移動してきた直後よりはだいぶ落ち着いてきたように見えます。
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少しずつ少しずつ慣れていこうね~
みなさんも,キョウくんが早く今の環境に慣れ,コンちゃんと無事に同居できるよう,応援してくださいね!

小獣舎担当 安井