飼育員ブログブログ

2014年10月7日(火)鳥類の性判別

 10月1日,2日に京都大学野生動物研究センター主催の「DNA 細胞データベース検討会性判定技術研修」に参加してきました。内容は貴重な動物園動物のDNAや細胞をどのように活用していくかについての検討と鳥類の性判別の技術研修です。
 中国・四国の動物園職員を中心に検討会には25名,技術研修には8名が参加しました。

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検討会の様子

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性判別の結果の一例
13種27羽の性判別を行いました。判別できなかった個体もいましたが,ほとんどの個体で性判別できました(線が2本出ているのがメスで,1本だけなのがオスです)。今回は京都市動物園の個体は検査しませんでしたが,フンボルトペンギンやホンドフクロウなどを同じ方法で性判別を行っています。

種の保存展示課 伊藤