飼育員ブログブログ
2013年12月31日(火)ヘビのこぶ
ヘビ年の最後にヘビの治療の話をひとつ。
下の写真のようにミルクヘビの体に複数の腫瘤(こぶ)が出来てしまいました。
かなり目立つような大きさだったため,摘出することにしました。
この個体は以前にも同じような腫瘤が出来て摘出したことがあり,2回目の摘出になります。
目立つ腫瘤を除去したところ,脂肪の塊のようなものが腫瘤の中身でした。
小さな腫瘤が次々にできてきており,悪性の腫瘍を心配しましたが,前回も今回も良性の腫瘍であったため,少し安心しています。
術後の経過も良好であったため,現在は展示を再開しています。
獣医 伊藤