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2013年2月2日(土)フラミンゴの健康診断と脚環のはなし

皆様こんにちは。
12月17日にチリ―,ヨーロッパ,ベニイロフラミンゴ,1月18日にコフラミンゴの健康診断を実施しました。

健康診断では,体重の計測,痩せていないかのチェック,その他の異常が無いかの確認の他,脚環のつけ直しを行います。
フラミンゴは神経質な鳥なので,パニックにならないよう慎重に追いこみ,一羽ずつ捕獲します。

これは,脚環の写真です。脚環は,色ごとに対応する番号があり,これで個体を識別することができます。ですので,お気に入りの色ばかりを付けているわけではありません。
材料はプラ板で,お湯で丸めて作ります。普段あまり注目されることがありませんが,鳥の種類によって大きさを調整しています。脚環がずれると,脚がうっ血したり,すれてケガをしたりしてしまうので,きつすぎずゆるすぎないよう,材料には,ちょうどよい長さのものを用います。ちなみ,チリ―,ヨーロッパ,ベニイロフラミンゴは62mm,コフラミンゴは48mmに切ったプラ板を丸めると,ほど良い感じです。
また,皮膚をはさんだり,皮膚に食い込んだりしないように,カドをとり,側面にヤスリをかけて着け心地を良くします。成型するのは,熱湯につけて行いますが,冷めないうちにうまく丸めるのはなかなか難しいです。フラミンゴの脚の形に合わせた楕円形にする必要もあります。
フラミンゴの喜ぶ顔を思い浮かべながらとはいきませんが,少しでも負担の無いよう,丁寧に作ることを心がけました。
ピカピカの脚環で,「アフリカの草原」オープンを迎えてほしいものです。