飼育員ブログブログ
2012年10月9日(火)KARIBU TANZANIA~タンザニア研修報告 釜鳴目線①~
2012年8月,京都市動物園の飼育員河村と釜鳴がアフリカのタンザニアへ出張に行ってきました。
このブログでタンザニアに生息する動物や,タンザニアという国を少しでも身近に感じてもらえたらと思います。
今回はゴンベ・ストリーム国立公園のお話…♪
ゴンベ・ストリーム国立公園はタンザニアで一番小さい国立公園です。
ここは,チンパンジーの研究で有名なジェーングドール博士がチンパンジーが肉を食べることや,道具を使うこと等を観察・発見した場所です。
私たちはここでチンパンジーの群れを観察してきました!
ゴンベ・ストリーム国立公園までタンガニーカ湖をボートで2時間
国立公園の入口
アーチの上にはチンパンジーの絵
子どものチンパンジーでしょうか
ここではチンパンジーの他に,アヌビスヒヒやアカコロブスも生息しています。
アヌビスヒヒの親子
アカコロブスの群れ
国立公園内にはジェーン・グドール博士ゆかりの場所があります。
ジェーン・グドール博士の家(現在は観光客も見学が可能)
窓ガラスはなくヒヒが入って来ないように格子がはめられています。
フィーディングハウス(餌付け小屋)
現在は餌付けは行われていませんが,ここでチンパンジーの観察をしたり体重も量っていた(!)そうです。
ジェーンズピークからタンガニーカ湖を望む
かつてジェーングドール博士がこの場所からチンパンーが肉を食べているところを観察した場所です。
チンパンジーは主に果実や葉など植物を食べますが乾季には動物の肉も食べます。
今回その様子も観察!
アカコロブスを食べる群れ
狩りをする場面は見られませんでしたが,仲良く集まっていました。
他にも野生のチンパンジーが“いきいき”としている様子が観察できたので,次回またご紹介します☆
~イベントのお知らせ~
10月27日(土)13時半~,11月10日(土)13時半~
動物園の視聴室で『タンザニア研修報告会』がありますので皆さん是非ご参加ください♪
カマナル