飼育員ブログブログ
2012年7月15日(日)思い出話 その1 アカゲザルの「ヨネ」
私には今担当動物がいません、仕事はイベントや教育普及の担当です。
今担当している動物がいないので、昔担当していた動物の思い出話をします。
サル島(アカゲザル)を担当していた平成20年に、「ヨネ」というメスザルが生まれました。
ヨネはお母さんから育児放棄されてしまい、やむなく人工哺育になりました。
人の手で育てられたサルは群れに戻すことは難しいのですが、幸運なことに良い条件が重なり群れに戻ることができました。
人工哺育のせいかサル同士のつきあい方が上手ではなかったので、時々他のサルたちから叱られながら少しずつ群れになじんでいきました。
ヨネももうすぐ4歳にまりますが、このままサル島でしあわせに暮らしていってほしいと願います。
生後2カ月頃の人工哺育中のヨネちゃん
次にこのブログを書くときも思い出話かな? 飼育課 山下