2012年4月11日（水）んっ？増えてる！

水槽のメンテナンスに向かったある日。
んっ？なんかちょっとちがうぞ？？？と感じて，よ～く見ていたら
カワニナの赤ちゃんがいることに気づきました。

カワニナは外見ではオスとメスを区別できないので，どの子（４個体います）が産んだかは分かりません。
また，母貝のおなかの中で卵からふ化・貝殻が出来るまで成長し，稚貝で産まれてきます。
春や秋に産むことが多いため，これも春を感じさせてくれる出来事の一つです。
ただし，ある程度大きくなったものから順々に産み，３００～４００にもなりますから，母貝をとってきた園内の水路に帰していかないと水槽内が大変なことに・・・

ところで，もう一つ増えているものに気付いた方はいますでしょうか？
動物図書館・展示室で行っている希少淡水魚に関するパネル展に，当園が以前に取組んだ「二枚貝の飼育プロジェクト」の展示を追加しています。

どちらもパッとは気づきにくいですが，興味のある方やお時間のある方は，どうぞ動物図書館にお立ち寄り下さい。

PS　展示作業は獣医実習生にお手伝いいただきました。ありがとう！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わだせい