飼育員ブログブログ

2009年4月28日(火)おとぎ裏ばなし

京都市動物園ブログにようこそ。おこしやす。
このブログでは,京都市動物園の毎日の活動や
裏話を紹介します。
京都市動物園のファンの皆さんはもちろん,
これから京都市動物園に行ってみようとお考えのみなさんにも
楽しんでいただきたいと思います。
記念すべき第一回目は,来園者の多くが一度は訪れる『おとぎの国』。
その休園日のある1日をご紹介します。
おとぎの国で裏を牛耳るのは彼ら!!

オオバタンのオス、オオジロー(左)とキバタンのメス、オキバ(右)です。
オオジローは来園して41年,オキバは37年です。
おとぎの国の仕事は,来園者への教育普及が大きな仕事です。
が,来園者がいない休園日にはいつもはしない仕事をします。
本日のお仕事,それは…。


…そうです。爪切りです。
オオジローも飼育員も必死の形相。
動物たちの体のお手入れも飼育員の大切な仕事の1つです。
大変な仕事の後には、ご褒美を。

無事,仲直り出来たみたいです。
彼らはとても人とコミュニケーションをとる動物。
表情のある姿は,来園者の皆さんにも人気があるコーナーです。
彼らに会いに,おとぎの国へどうぞお越し下さい。
あ,開園時間には御注意を…。
午前10:30~11:20 午後1:30~2:30 です!
以上,おとぎ裏ばなしでした。

文.飼育課 岡部光太