チンパンジーたちのお勉強生き物・学び・研究センター
京都市動物園では、野生動物の保全と人間との共生に向けて取り組んでおり、その一環として霊長類を対象とした知性の研究と教育活動を行っています。「チンパンジーたちのお勉強」はその一部として実施しています。
「チンパンジーたちのお勉強」の目的は以下の3つです。
(1) 野生動物の知性を調べる(比較認知科学研究)
(2) 動物の知性を実感していただく(知性の展示)
(3) 動物の知的好奇心を満たす(環境エンリッチメント)
Kyoto City Zoo challenges tasks for conservation of wildlife and coexistence with humans. As a part of tasks, we set “Primate study times”, which are aimed for:
(1) research of primate intelligence (Comparative cognitive sciense)
(2) understanding primate intelligence(Exhibition of intelligence)
(3) stimulation for intellectual curiosity(Environmental (Cognitive) enrichment)
YouTubeの京都市動物園公式チャンネルで、チンパンジーやゴリラのお勉強の様子を見ることができます。
You can see movies on the official channnel of Kyoto City Zoo on YouTube.
※中部日本放送(CBC)「イッポウ」チンパンジー特集で本園の取組が紹介されました。
YouTubeのCBC公式チャンネルで、下記の動画を視聴いただけます。(外部サイトにリンクされています)
You can see movies onYoutube channnel of “CBC Ippou”.
「2013年 8月26日放送 遊んで学べる 動物園最新事情」
「2014年10月29日放送 日本で唯一!勉強するゴリラ 」
「2017年 1月17日放送 チンパンジー のびのび子育て そのわけは?」
「2017年 9月12日放送 大活躍!動物園ガールズとおばあちゃんザル」
現在は、チンパンジー、シロテテナガザル、マンドリル、ニシゴリラを対象に、タッチモニターを使った数字の系列を学習する「お勉強の時間」を設定しており、その様子をご覧いただけます。
We have three classes of “Primate study times” with chimpanzees, lar gibbons, mandrills, and western gorillas. They learn a sequence of Arbic numerals. “Primate study times” are opened for zoo visitors.
※「お勉強の時間」のスケジュールは当日の動物の状態により前後したり、場合によっては中止したりする場合があります。
* Primate study times may be cancelled, or changed the schedule because they are dependent on conditions of each animal.
動物 species |
場所 place |
時間 time |
---|---|---|
チンパンジー Chimpanzee | 類人猿舎 (屋内観覧エリア) Great ape annex | 9:15-10:00 |
シロテテナガザル マンドリル Gibbon and mandrill | サル舎 | 現在中断中です |
ニシゴリラ Western gorilla | ゴリラのおうち~樹林のすみか~ (屋内観覧エリア) Gorilla house |
15:40-16:20
|
●お勉強スケジュール (2024年9月30日更新)
Study schedule (last update on September 30, 2024)
September 2024
October 2024
※水曜日と金曜日は基本的にチンパンジーとゴリラのお勉強はお休みです。
* We usually have no classes with chimpanzees and gorillas on Wednesday and Friday.
※動物の体調、研究日程や天候によって予定が変更になる場合があります。ご了承ください。
* Schedules are subject to change depending on the animals’ physical condition, research schedule and weather conditions. We appreciate your understanding.