2020年5月12日（火）今年度一回目　植物園からの贈り物

京都市動物園と京都府立植物園は，「きょうと☆いのちかがやく博物館」（※）という連携事業で協力関係になります。この事業は，京都水族館，京都市青少年科学センターとも連携した事業です。

とくに京都府立植物園とは，同じ左京区のご近所同士ということで，一昨年から，こんな協力も始めました。
＜生き物・学び・研究センターブログ＞（2018年11月22日 (木) ）
「植物園からの伐採木をツキノワグマに」

5月の今の時期は，植物がどんどん伸びる時期。
植物園でも剪定した樹の葉や枝がたくさん出ます。
その中には，動物園の動物たちが喜んで食べてくれる種類があります。
もちろん，動物園に持ってきてもらうためには，特定の樹種を，他のゴミが入らないようにしたり，事前に薬を使わないようにするなど特別な配慮をしてもらったものです。

今回は，ツバキの枝葉をトラックに一杯，植物園から持ってきてくれました。


職員同士，共同で荷を下ろします。

そしてその日の午後，おやつにもらった一部をあげたら，ゾウ達は喜んで食べてました。


また次回，どんな枝葉でどんな動物たちが喜ぶ顔が見られるか，楽しみです。

※「きょうと☆いのちかがやく博物館」について，くわしくは，こちらのページをご覧ください。
４園館連携「きょうと☆いのちかがやく博物館」

田中正之