生き物・学び・研究センターブログ

2019年10月13日(日)ラオスから友来る(その2)

京都市動物園は,国際協力事業として,ラオス農林省森林局と
「ゾウの繁殖プロジェクト」を進めています。

ゾウの繁殖プロジェクトについては,こちらのページをご覧ください。

あっという間に10月6日。
この日は,市民の方に,ゾウのふるさとであるラオスという国と,そこで暮らすゾウたちが直面している状況を知ってもらうための「ラオス講演会」を行いました。
ラオス講演会の案内ページはこちら
ちょうど,企画展「~ゾウのふるさと~ ラオス展」(案内ページはこちら)の期間中ということもあり,お客様にとってはスペシャルゲストとなりました。

冒頭,スーサット局長からご挨拶いただきました。

そして,森林局で野生生物保全に関わる部署で働くケオプーヴォンさんに,講演していただきました。

そして,この日は,もうひとり,ラオスからスペシャルゲストが動物園を訪れてくれました。
京都国際会議場で行われた「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」に出席されていた,ラオス科学技術大臣の,ボービエンカム・ヴォンダラー氏が,在京都ラオス名誉領事館の大野名誉領事とともに,京都市動物園にご来園されました。

ボービエンカム大臣の目的は,ラオスから来たゾウたちに会うことです。

ゾウたちとはゾウ舎の中で会っていただき,京都市動物園でのゾウの飼育管理方法についても説明しました。
このように,ますますゾウを通じて京都市とラオスとの縁は深くなっていくようです。

あっという間の4日間の滞在の後,訪問団はラオスへ帰国されました。
今度は半年後,こちらからラオスを訪ねる番です。


田中正之