生き物・学び・研究センターブログ

2018年7月16日(月)ラオスより友人来たる(その2)

(その1)から時間がたってしまいましたが,(その2)をお届けします。

ラオスと京都には,総面積の約70%が森林だという共通点があります。
ラオスからの招聘は4度目になりますが,今年は京都市の産業観光局農林振興室に協力いただいて,京都の林業や農業の振興策について,研修を受けてもらうことにしました。
まず,動物園で講義を受けます。農林振興室から安藤課長に来ていただきました。


講義の後は,実地研修として,北区中川にある,北山丸太生産協同組合(北山杉の里総合センター)へ。






京都の林業の現場を見て,とても興味を持たれていました。

京都招聘の大きな目的のひとつとして,ラオスの方から,ラオスという国について,ラオスにおけるゾウとの関わりについて,話してもらうことがあります。
今年は,6月30日(土)午後に,講演会を行いました。
世界文化自由都市宣言40周年事業「講演会 子ゾウのふる里~ラオス・サイニャブリー~」の開催について

なお,この日は文化交流の日として,午前中には世界遺産である二条城を見学に行きました。

あっという間に5日間は過ぎ,7月1日の朝,一行はラオスに帰国されました。
日本とラオス,お互いの国の相互理解をより深められたのではないかと思います。


田中正之