生き物・学び・研究センターブログ

2015年3月21日(土)ず~ぜよ。動物園大学5 in 高知

3月15日の日曜日,高知県香南市にある,高知県立のいち動物園にて
「ず~ぜよ。動物園大学⑤ in 高知」と題した公開シンポジウムがおこなわれました。

主催は京都大学野生動物研究センター(WRC)で,
WRCと連携する動物園や協会との共催です。
「動物園大学」についてお知りになりたい方は, こちらのページをご覧ください。(京都大学野生動物研究センターのウェブページへリンクされています)

今回は,身体にさまざまな障がいをかかえている動物たちに対するケアについて,WRCと連携する8つの動物園の職員がお話ししました。
京都市動物園からは,昨年なくなった高齢のツキノワグマ,サクラの晩年のケアについて,担当獣医がお話ししました。

講演の後は,フリートークの時間。会場からの質問に答えます。

講演の他に,ポスター発表の時間もあります。
今年は51本も発表が集まりました。


当日は,朝からあいにくの雨でした。
動物園のイベントとしては最悪の天気なのですが,開会してみると
100人ちょっと入る会場は満員の盛況でした。
今回のテーマに対する関心の高さが伺われました。
また,動物園大学も今年で5回目となり,多くの方に認知してもらえているのを感じました。

来年は,愛知県犬山市,日本モンキーセンターで開かれます。
お楽しみに。


田中正之