生き物・学び・研究センターブログ

2015年7月12日(日)中干し


7月に入り「中干し(なかぼし)」をしていた田んぼですが,11日に入水しました。
ちなみに中干しとは,水をためている間に根に悪影響を与えるガスや酸が発生するため,稲にとって水の必要量が最も少なくなるこの時期に水を抜いて,田んぼを乾かし,土中深く酸素を送り,根の力が衰えることを防ぐためや茎数が多くなりすぎないように調整するための作業です。

地面にヒビが入ることで根からの酸素補給がしやすくなります

初めての米作りで田んぼの管理はまだまだ勉強中ですが,今後の間断灌水(かんだんかんすい)もしっかり行い,9月の「京都の森」オープンに向け,頭を垂れた稲穂をご覧いただけるようにしたいと思います。

生き物・学び・研究センター 和田