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京都市動物園における研究成果(2020年度)

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2020年度の成果発表をまとめました。(2020年7月3日更新)

論文

国内外学術誌に論文を発表しました。

[NEW!] 飼育チンパンジーのベッド作り行動の発達

Yamanashi, Y.; Bando, H.; Matsunaga, M.; Tanaka, M.; Nogami, E.; Hirata, S., Development of bed-building behaviors in captive chimpanzees (Pan troglodytes): Implication for critical period hypothesis and captive management. Primates 2020.

こちらから全文見ていただけます。

(要旨)野生の大型類人猿は睡眠のために枝やその他植物を組み合わせてベッドを作る。しかし彼らがこの行動をどのように習得するのかはわかっていない。今回,飼育したのチンパンジーを対象とした横断的・縦断的な調査を通してチンパンジーのベッド作り行動の発達の過程を調べることにした。まず最初に,59個体のチンパンジー(京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリと京都市動物園)を対象として,ベッド作りにかかわる行動を記述して分類した。次に,京都市動物園の個体の3年にわたる夜間観察を通して,行動の変化を記録した。結果として,すべてのチンパンジーがなんらかのベッド作りにかかわる行動を行っていたが,そのテクニックに関しては個体の来歴(野生由来・母親保育・人工保育)によって差があった。野生由来の個体は,飼育下生まれの個体と比べてより洗練されたテクニックをもっていた。また,京都市動物園の幼い個体を対象とした縦断的研究から,初期には単純なテクニックしか見られないものの,3歳ころから野生由来の母親に見られるような複雑な行動がみられるようになった。おとなのチンパンジーは,野生由来の個体がベッドを作るのを見たり,複雑なベッドを作るようになることはなかった。これらの結果から,飼育チンパンジーにおいて,幼少期の適切な機会を提供することがベッド作り技術の継承につながることが示唆された。


「チンパンジーとゴリラにおける文化的行動の伝播‐京都市動物園の「お勉強」の文化を次代へと受け渡す」(連載:ちびっこチンパンジーから広がる世界)
田中正之(2020) 科学 90(7)223-224.

「チンパンジーと映像の森」(連載:ちびっこチンパンジーから広がる世界)
山梨裕美,人長果月,山本恵子 (2020) 科学 90(6) 222-223.

「ゴリラの家族の中でそだつということ」 安井早紀 (2020) モンキー 5巻1号 20-21.

 

京都市動物園の取り組みを紹介する本が出版されました!
『いのちをつなぐ動物園 ~生まれてから死ぬまで,動物の暮らしをサポートする~』
京都市動物園生き物・学び・研究センター(編), 発行:小さ子社, 176ページ,1980円(税込)

小さ子社ホームページについてこちら>(外部サイトへのリンクです)
<ニュース>京都市動物園の取り組みを紹介する本の出版について

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