柳馬場押小路の旧本店
技術革新により創出される新しい京蒲鉾
明治2(1869)年3月5日、明治天皇は京の街を離れ、東京に向かって出発しました。幕末の争乱から東京への還都――。
その翌日、生魚問屋が並ぶ上魚棚通(現在の椹木町通の堀川以西)の茨木屋で修行を積んだ初代・池内豊次郎は、暖簾分けのかたちで蒲鉾店を創業しました。屋号は修行先と同じ「茨木屋」と命名し、新しい時代への第一歩を踏み出したのです。
私たちは下記の取り組みに力をいれています。
長時間労働削減
休暇取得促進
非正規処遇改善
高齢者活躍
障がい者活躍
外国人活躍
項目 | 評価点 |
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職場環境(雰囲気)が良い | 8 |
福利厚生が充実 | 6 |
教育・研修制度が充実 | 7 |
給与水準・待遇 | 6 |
世に誇れる製品・サービス・技術 | 10 |
休日が多い | 6 |
合計 | 43 |
※企業による自社評価 登録されている企業が、それぞれの項目に1〜10点の点数を振り分けて、自社評価しています。
会社の強み
茨木屋は、京蒲鉾の味わいや品質を向上させていくため、様々な研究や新しい試みに取り組んでおります。特に、昭和40年頃に私どもが開発・実用化した新技術は、当店の蒲鉾づくりに大変大きな成果をもたらしました。
その新技術とは、原料の魚を現地ですぐに処理し、スリ身に加工した段階で、冷凍して持ち帰るというものです。これにより、生きているものと同じくらい新鮮な状態で、工場に入荷することができます。
会社の自慢
季節の味に彩りを添える「細工かまぼこ」
茨木屋は、京ならではの蒲鉾の味を一貫して追究し続け、製造方法の進歩や素材の質的向上に力を注いできました。
現4代目当主の池内常郎は、京都大学農学部水産学科を卒業後、「かまぼこの足とその添加物に関する研究」という論文で、博士号を得た異才の経営者です。池内の弛まぬ技術革新の末に創出された「鱧魚羹」は、茨木屋を代表する商品として、各方面から高い評価を獲得しています。
会社の特色
創業以来140余年、素材にこだわり、はんなりとした上品な味を求めてきました。
選び抜いた鱧・鯛・甘鯛・ぐちなどを使い、茨木屋の製品はつくられます。
京都の老舗の素晴らしさとは、万古不易なものを守りながら、常に新しいものを取り入れていく精神の柔軟さにあると思います。京の先人の残した良き伝統のもとで、茨木屋はさらに技術の向上に努めていきます。
会社の理念
創業以来、伝え磨かれてきた数々の技と冴えが、
さらに新しい食文化の創造を導きます。
蒲鉾は、京都だからこそ生まれ、育ったもの。
140余年、現代という空気を微妙に感じとりながら、
四季の移ろいを製品に映し続けます。
法人名 | 株式会社茨木屋 (カブシキガイシャイバラキヤ) |
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業種 | 伝統、製造、食品、卸売、小売 |
事業内容 | 蒲鉾製造販売 |
設立 | 1966年09月01日 |
創業 | 1869年03月06日 |
資本金 | 6000万円 |
従業員数 | 45名 (女:20名、男:25名) |
代表者 | 代表取締役社長 池内 豊太郎(イケウチ トヨタロウ) |
本社所在地 | 〒600-8846 京都府京都市下京区朱雀宝蔵町57 |
本社電話番号 | 075-321-1313 |
本社FAX番号 | 075-321-1311 |
事業所所在地 | 中京区、下京区 |
ホームページURL | http://www.ibarakiya.co.jp |
採用予定 | なし(更新中又は未定を含む) |
採用予定 | なし(更新中又は未定を含む) |
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