SAGA(略称:サガ,Support for African/Asian Great Apes=アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い)はチンパンジー(およびボノボ),ゴリラ,オランウータンの3属4種に分類される大型類人猿の現状と将来について,研究・飼育・自然保護という立場から考えるために集まった非営利団体です。詳しくはホームページ(http://www.saga-jp.org/)を御覧下さい。
今年の第18回目のシンポジウムを京都市動物園で開催する運びとなりましたので,お知らせします。
SAGA18は終了しました。SGA18の開催報告はこちらのページをご覧ください。
平成27年11月14日(土),15日(日)
※この時期の京都は宿泊施設が大変混雑するため,御参加を考えていらっしゃる方は宿泊施設の確保をお願いいたします。
京都市動物園
14日(土)
10:30~10:40 開会挨拶 門川大作 京都市長
10:40~10:50 SAGA趣旨説明 伊谷原一(京都大学野生動物研究センター)
10:50~11:15 国境を超える絶滅危惧種:ボノボの事例から 古市剛史(京都大学霊長類研究所)
11:15~11:40 熊本サンクチュアリにおけるボノボの導入 平田聡(熊本サンクチュアリ)
11:40~12:05 ラオスから子ゾウたちがやってきた~京都市動物園へのアジアゾウ導入について~
田中正之(京都市動物園 生き物・学び・研究センター)
12:05~13:00 休憩
13:00~15:00 ポスターセッション(ポスター要旨集)
15:00~15:30 アフリカゾウの繁殖 椎名修(愛媛県立とべ動物園)
15:30~16:00 公益社団法人日本動物園水族館協会(JAZA)における飼育下個体群管理
高見一利(大阪市天王寺動物公園事務所)
16:00~16:10 シカゴへのニホンザルの移出 松沢哲郎
(京都大学霊長類研究所・日本モンキーセンター)
16:10~16:50 チンパンジーSSP (Species Survival Plan):アメリカ加盟園におけるチンパンジーの暮らしを
向上するための共同的運営計画アメリカの個体群管理
スティーブ・ロス(リンカーンパーク動物園)
16:50~17:30 総合討論
18:00~ 交流会 ひな野京都市動物園店
15日(日)
9:30~9:40 三園館連携の趣旨説明 雨宮理事(京都府文化スポーツ部理事)
9:40~10:10 ゴリラの魅力とは何か? 山極寿一(京都大学総長・三園館包括連携協定相談役)
10:10~11:30 三園館包括連携協定活動紹介
(京都市動物園,京都府立植物園,京都水族館,京都市青少年科学センター)
11:30~12:00 総合討論
13:00~ エクスカーション(植物園,水族館,青少年科学センター)
園内ツアーガイド(ゾウ,ゴリラ,キリン・シマウマ等)
SAGA18への参加は無料ですので,事前申込みの必要はありません。
ただし,ポスター発表,交流会参加,ブース出展を希望される方は,事前申込が必要です。
お申込み方法は,こちらのページを御確認下さい。
会場までの行き方・会場案内図
お問い合わせ・アクセス
会場案内図
動物園から徒歩2分のトラベラーズ・インの優先予約をお願いしましたので,御検討下さい。なお,部屋はツインまたはトリプルのみです。
シングルユースは可能ですが,一人で部屋代を御負担いただくことになります。申込み期限は8月21日となります。
宿泊希望は,ikimonomanabi@city.kyoto.jpまで御連絡下さい。先着順で受付します。
・ツイン(15室) 16,200円/室
・トリプル(18室) 21,060円/室
・朝食希望 950円/食
主催:SAGA18実行委員会
共催:京都市
後援:(公社)日本動物園水族館協会
京都市教育委員会
京都府教育委員会
京都大学 霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
SAGA18ワーキンググループ
京都市動物園 生き物・学び・研究センター 田中正之,和田晴太郎
京都市動物園 種の保存展示課 坂本英房,長尾充徳
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 座馬耕一郎
京都大学野生動物研究センター 黒鳥英俊