救護センターブログブログ

2018年6月7日(木)5月の救護状況

先月は鳥類6羽と哺乳類1頭の持ち込みがありました。
そのうちアオバズクが元気に野生へと帰っています。
また,4月に持ち込まれたアオサギも元気に野生へと帰りました。


               アオバズク


               アオサギ

アオバズク
道路で飛べずに動けなくなっていたところを救護されました。
左側の翼が内出血しており,おそらく人工物に衝突してしまったか,
車との交通事故が原因だと思われます。
最初は低空飛行しかままなりませんでしたが,
リハビリの結果,問題なく飛べるようになり野生へと帰りました。

アオサギ
民家の庭で動けなくなっていたところを救護されました。
救護センターに到着時は自力で立つことができず,
スタッフが体に触れても抵抗ができないほどに衰弱していましたが,
強制給餌やビタミン剤の投与により,
その後しっかりと立てるようになりました。
筋力回復のためのリハビリを経て,野生へと帰りました。

ご協力ありがとうございました!

   救護スタッフ アベ