救護センターブログブログ

2017年11月23日(木)冬の足音

日が短くなるにつれ,
屋外ケージに太陽が差し込む場所も時間も限られてくるので
わずかな日差しを求めて,鳥たちはひなたぼっこをしています。
そんな姿を見つけると,あぁもう冬だなぁと思います。

blog20171123_1_q5 メジロもひなたぼっこ

救護センターに運ばれてくる鳥も,冬に見かける鳥になってきました。
先日はルリビタキが来ました。
ルリビタキは冬鳥ではありませんが,
冬になると山から里へと下りてくる漂鳥です。

大人のオスはとても美しい青色をしているので,
幸せの青い鳥冬バージョンと(勝手に)呼んでいます。
青い羽が揃うまでに3年ぐらいかかるそうです。

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葉を落とした枝に止まっている姿を見かけるので
私には冬のイメージが強いのですが
実はルリビタキ(瑠璃鶲)は夏の季語なのです。不思議~!

このルリビタキは救護センターについた時には亡くなっていました。
快方に向かわず,とても残念でした。
blog20171123_2_q5 イケメンだったのに…

        救護センタースタッフ 吉川