救護センターブログブログ

2017年4月25日(火)目には青葉 たたなづく青垣

新緑がまぶしい季節になりました。
3月12日のブログ「受難の冬」で取り上げたアオバトは
やっと放野することができました。

アオバトは緑色をしたハトで,漢字では「緑鳩」と書きます。
日本語では緑のことを青とも呼ぶので
アオバトと名付けられたという説があります。
緑色だけどアオガエル,青梅,青竹,青信号…色々ありますね。

また,「ア~オ~」と鳴くのでアオバトになったという説もあります。
実際に鳴き声を聞いたことがありますが
寂しげに,くぐもった声で「ゥア~オゥ~」と鳴いていました。

京都の森の野鳥舎には,救護センター出身のアオバトが3羽います。
ケガは治ったものの,野生復帰できなかった鳥たちです。
緑の葉っぱに紛れて見つけにくいですが,探してみてくださいね。

blog20170425_2 アオバト♀

blog20170425_1 アオバト♂

 

     救護センタースタッフ 吉川