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2013年11月17日(日)京都府レッドリスト

8月に京都府のレッドリストが見直されたのをご存知でしょうか。
平成14年にレッドデータブックが刊行され,約10年ぶりに見直されました。
リストに挙げられた種で,今年度持ち込みがあったのは,アオバズクとオオタカ,ササゴイ,チョウゲンボウ,ハヤブサ,ホンドキツネ,ヤマシギでした。

ところで,レッドリストとレッドデータブックの違いを知っていますか?

レッドリストは,それぞれの専門家が調査を行い,絶滅の危機に瀕している野生生物種をリストにしたものです。
その危機状況に合わせ,分類区分を設けて分類わけしてあります。

そしてレッドデータブックとは,レッドリストを基に,生態や生息状況,危機の原因などの詳細な情報を取りまとめたものです。
これらは保護対策を進める時の重要な資料になります。

今回改定されたのはレッドリストになるので,どんな生物が京都で少なくなっているのか知るいい機会かもしれません。
京都府のホームページで見ることができるので,調べてみて下さい。

救護センタースタッフ 森本