救護センターブログブログ

2013年8月25日(日)新しい救護と暑さ対策

暑い日が続いていますね。
屋外ケージにいる動物も暑さでまいってしまいます。

実は救護センターは7月から新しい施設に移動しました。
そのため,新しい屋外ケージに暑さ対策をしなくてはいけません。

さて,暑い時の鳥類を見たことはあるでしょうか?
私たちと違って鳥類には汗腺がありません。
そのため,呼吸で体温を下げようとするため,息が荒くなります。
開嘴呼吸といい,口を開けているので苦しそうに見えます。

そこで屋外ケージでは,日よけに寒冷紗を設置し日陰を作り,いつでも水浴びができるように体が入る水皿を用意しています。
そしてあまりに暑い日には,打ち水を行って気化熱で涼しくすることも行っています。

30℃を超える気温が続きますが,皆さんも暑さには気を付けてください。

救護センタースタッフ 森本