救護センターブログブログ

2012年10月15日(月)アカショウビンが園内展示になりました。

5月に翼の骨折で飛べなくなっていたアカショウビンが持ち込まれました。

アカショウビンは小魚やカエル,サワガニ,ムカデなど,様々な生き物を捕食する鳥です。
骨折の原因はわかりませんが,生き物を捕食している鳥にとって,飛ぶ能力を失うということは,生きるすべを失うことに相当します。
骨折は治りましたが,充分に飛べるように回復しなかったため,野生に帰すことができませんでした。


 

今回は園内に引越しすることが決まり,スタッフもほっとしていました。

園内では今まで,アカショウビンの単独での展示を行っていましたが,
このアカショウビンは,初めて他の鳥との混合展示になりました。

 環境に馴らせるため,9月上旬に展示場(インコ舎前 野鳥舎)に移動していましたが,公開はしていませんでした。
餌を食べるようになり,環境に慣れ始めたため,先日展示場で公開されました。
まだ公開されたばかりなので,見る時は静かに見てあげて下さい。

救護センタースタッフ 森本