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2017年11月28日(火)ツシマヤマネコの移動及び来園等について
この度,環境省によるツシマヤマネコの保護増殖事業の一環として,下記のとおり,ツシマヤマネコの移動及び来園が決まりました。
これにより,京都市動物園では,「ミヤコ」(メス15歳)及び本園で誕生した「勇希(ゆうき)」,「優芽(ゆめ)」と福岡市動物園から受け入れる1頭の計4頭を飼育することとなります。
なお,ツシマヤマネコの展示については,平成29年12月12日(火)から「ミヤコ」(メス15歳)の展示を再開しますので,併せてお知らせします。
記
1 本園から移動するツシマヤマネコ
⑴ キイチ(オス)
ア 出生年月日 平成19年5月9日生(10歳)
(平成27年11月25日に福岡市動物園から来園)
イ 移動先 九十九島動植物園(長崎県佐世保市)
ウ 移動予定日 平成29年12月1日(金)
⑵ メイ(メス)
ア 出生年月日 平成26年4月11日生(3歳)
(平成27年1月15日に福岡市動物園から来園)
イ 移動先 井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)
ウ 移動予定日 平成29年12月5日(火)
2 本園に来園するツシマヤマネコ
⑴ 頭数及び性別 1頭(メス)
⑵ 出生年月日 平成29年4月27日(木)福岡市動物園生まれ
⑶ 来園予定日 未定
※ 来園日が決定しましたら,改めてお知らせします。
⑷ 来園の目的 「勇希」(オス),「優芽」(メス)との同居飼育を開始し,他個体への順応力を高めるとともに,性成熟後の繁殖を目指します。なお,非公開のツシマヤマネコ繁殖施設で繁殖を目指し飼育するため,御来園いただいても御覧いただくことができません。
3 これまでの経過
⑴ 平成24年4月に,ツシマヤマネコの保護増殖事業についての普及啓発を目的として,ツシマヤマネコの展示を開始しました。
⑵ 平成26年5月に環境省と公益社団法人日本動物園水族館協会の間で締結した「生物多様性保全の推進に関する基本協定」に基づき,本園と東山動植物園(愛知県)が飼育下繁殖の第二拠点として位置付けられました。
⑶ 平成27年1月に,福岡市動物園から「メイ」(メス),九十九島動植物園から「キイチ」(オス)が来園しました。
⑷ 平成28年4月8日に,「メイ」が帝王切開により2頭を出産しましたが,同日に2頭とも死亡しました。
⑸ 平成29年5月11日に,「メイ」が2回目となる帝王切開により2頭(「勇希」,「優芽」を出産しました。
4 ツシマヤマネコ保護増殖事業全般についての問合せ先
環境省対馬自然保護官事務所
〒817-1603
長崎県対馬市上県町佐護西里2956-5
電話 0920-84-5577
キイチ
メイ