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2017年11月14日(火)フタユビナマケモノの死亡について

 京都市動物園で飼育していましたフタユビナマケモノのメス「ほっこり」が,死亡しましたのでお知らせします。

                    記
1 死亡年月日
  平成29年11月14日(火)

2 死亡原因
  調査中 病理検査の結果,出血性肺炎と判明しました。

3 死亡個体について
 ⑴ 愛称 ほっこり
 ⑵ 性別 メス
 ⑶ 年齢 推定6~7歳
 ⑷ 来園日 平成25年7月27日(土)
        那須どうぶつ王国(栃木県)から来園

4 経過
  平成29年11月9日(木)から食欲不振が見られ,経過を観察していたところ,12日(日)に地面に体を置いた状態でとどまっていたため,入院させ治療を開始したが,14日(火)午前7時35分に死亡を確認した。

(参考)フタユビナマケモノ 貧歯目(有毛目) フタユビナマケモノ科
    英名:Linné's Two-toed Sloth 学名:Choloepus didactylus
 南アメリカ北部の熱帯雨林に生息しています。木の葉や果実を食べます。かぎ爪で枝にぶら下がり,ほとんどの時間を樹上で過ごしています。
 フタユビナマケモノは,公益社団法人日本動物園水族館協会に加盟している施設において,平成28年12月31日現在,18施設で45頭(オス20頭,メス18頭,不明7頭)が飼育されています。

フタユビナマケモノのほっこり