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2017年10月31日(火)マンドリルの移動について

 この度,京都市動物園で誕生したマンドリルの「サマンサ」が,繁殖を目的として静岡市立日本平動物園(静岡県)に移動しますので,お知らせします。
 サマンサは,父「ベンケイ」と母「オネ」の第二子として誕生し,元気に成長しました。
                     記

1 移動予定日 平成29年11月10日(金曜日)
※ 体調等により,延期する場合があります。
※ 移動当日の取材は,動物の搬出に支障をきたす恐れがありますので,御遠慮願います。

2 移動するマンドリルについて
 ⑴ 愛称 サマンサ
 ⑵ 性別 メス
 ⑶ 出生年月日
   平成27年1月25日(日曜日) 京都市動物園生まれ
 ⑷ その他
   本園では他に,「ベンケイ」(オス)と「オネ」(メス),ベンケイとオネの子「ディアマンテ」(メス),「ヨシツネ」(オス)の4頭のマンドリルを飼育しています。

3 移動の目的
  「静岡市立日本平動物園」で飼育している「ジョジョ」(オス13歳)との繁殖を目指します。

(参考)マンドリル(霊長目 オナガザル科 英名 Mandrill 学名 Mandrillus sphinx
 中央アフリカ西部(カメルーン東部,ガボン,赤道ギニア,コンゴ)の森林に生息しています。
 複数の雄と複数の雌で20~50頭,時には200頭を超える群れをつくることが知られています。
 IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにはVulnerable(VU 危急)として記載され,ワシントン条約の附属書Ⅰ(絶滅の恐れが最も高く,特に厳重に取引が規制されている種)に掲載されています。
 直近のデータでは,国内23園館で72頭(オス:36頭,メス:36頭)が飼育されています(平成28年12月末時点)。

移動する「サマンサ」