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2015年6月29日(月)「ゾウの森」全面オープンについて
京都市では,平成21年11月に策定した新「京都市動物園構想」に基づき,新しい京都市動物園の平成28年春の完成を目指して,開園しながら段階的な施設整備を進めています。 この度,本年2月に一部オープンしました「ゾウの森」が,全面オープンしますのでお知らせします。
1 「ゾウの森」オープンについて
⑴ 日時 平成27年7月4日(土) 午前9時
⑵ 今回オープンするエリア
ゾウの森ゾウ放飼場(メス),ゾウ放飼場(オス)南側園路・観覧通路
⑶ 完成関連施設 飼育倉庫,ゴミ置き場・砂利置場,コンポスト
⑷ 記念イベント
午後1時30分から「ゾウの森」において「飼育員のお話」を実施します。
2 「ゾウの森」について
⑴ 基本テーマ
・ アジアゾウの使役動物としての歴史紹介や馴致を通して,その知性が
感じられる展示とする
・ アジアゾウの群れ飼育が可能な施設を整備し,繁殖を目指す。
⑵ 施設面積
・ ゾーン面積 約5,500㎡
・ ゾウ舎建築面積 約 590㎡
・ グラウンド面積 約2,000㎡
⑶ 施設図
⑷ 施設概要
・ 親子用の部屋1,メス用の部屋3,オス用の部屋1,計5室を備えています。
・ 屋根には園内で最大の太陽光パネルを搭載し,最大20キロワット/時の
発電が可能です。
・ 屋外のプールは,浅場と深場があり,ゾウが好みの深さを選んで水浴できる
ようにしました。
・ 放飼場には,樹木を植え,自然の日陰を提供するとともに樹木にはシャワー
ヘッドを設け,暑い夏にはシャワーを浴びることができます。
・ ふれあいコーナーではイベント等でゾウとのふれあいを体験していただけます。
・ コンタクトコーナーでは,ガラス越しに間近でゾウを観察していただけます。
また,のぞき穴からは,ゾウの鼻を観察することも可能です。
・ バックヤードにはコンポストを設け,ゾウの糞を全て堆肥化し,環境教育に活用
します。
・ 大正12年に建築された旧ゾウ舎のレリーフは,コンタクトコーナーと南側観覧エ
リアに移設しました。
⑸ 展示動物について
アジアゾウ
ブラジルバク
ケープハイラックス