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2017年12月17日(日)第65回動物園技術者研究会の開催記念講演会のお知らせ
この度,京都市動物園では,第65回動物園技術者研究会の京都市開催に合わせて,下記のとおり記念講演会を実施しますので,お知らせします。
「動物園における科学コミュニケーションの活用」
大渕希郷 京都大学野生動物研究センター特定助教
(1) 日時 平成29年12月17日(日曜日)午後2時~午後3時
(2) 場所 レクチャールーム
(3) 定員 60名(先着順)
(4) 募集期間 平成29年12月5日(火曜日)~12月15日(金曜日)
(定員に到達次第,募集を締め切ります)
(5) 内容
(6) 応募方法 メールikimonomanabi@city.kyoto.lg.jp
又は FAX 075-752-1974
必要事項 講演会参加希望と明記のうえ,氏名,年齢,電話番号
(複数名の場合は全員の氏名,年齢)
(7) 講演概要
私は、子どもの頃から動物園で働くことが夢でした。動物の魅力をたくさんのひとに伝えたいと思っていたのです。そんな夢が叶った私の最初の職は上野動物園の飼育スタッフでした。働く中で、ある日「ヘビはトカゲのグループから進化したのですよ」と女子高生に解説したところ、爆笑されたことがありました。どうして爆笑されたのでしょうか?科学的に間違ったことは言っていないはずです。実は、「コンテクストのズレ」と言われる対話のズレがあったのです。どんなズレがあったのかは詳しくお話ししますが、ズレの対処として有効な手段が科学コミュニケーションです。また、対個人への対話のみならず、動物園が抱える、あるいは動物園が取り組める社会問題にも科学コミュニケーションが有効です。大牟田市動物園で始めた活動事例を交えながら科学コミュニケーションの有効性についてお話ししたします。
※写真は、プロの科学コミュニケーターとして鳥の翼を模した家電について対話しているところ。
<後援> 京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院