イベント

2012年11月24日(土)~2012年11月25日(日)「やまねこ博覧会」の開催について

  この度,京都市動物園では,絶滅の危機に瀕しているツシマヤマネコについて,幅広い年代の方に興味・関心をもっていただくことを目的に「やまねこ博覧会」を開催しますので,お知らせします。                                                                                このイベントでは,対馬市職員や「ツシマヤマネコを守る会」会長による講演,飼育員ガイド,「ネコ耳」・「しっぽ」の模型作り等,楽しみながらツシマヤマネコについて学んでいただきます。

1 開催日時
平成24年11月24日(土) 11時から17時まで
平成24年11月25日(日)   10時30分から15時まで
2 場   所
京都市動物園内視聴室及びヤマネコ舎前
3 内   容
11月24日(土)
(1) 11時から11時45分 【ヤマネコに関するゲーム大会】※1
(2) 13時00分から13時20分【飼育員のお話】
(3) 13時20分から14時20分【講演会(ツシマヤマネコの生息地“対馬”について)】演者:玖須 博一氏(対馬市職員)
(4) 14時20分から15時00分【研究発表(ヤマネコをもっと知ろう! ~学生の取組み~)】発表者:大阪コミュニケーションアート専門学校
(5) 16時30分から17時 【ヤマネコ中継】 ※2 ※1 「ツシマヤマネコ」と生息地環境との関係が,楽しみながら実感できるゲームです。 ※2 開園中は動かずにじっとしていることが多い「ツシマヤマネコ」が活動している様子を中継します。

※3 ヤマネコ中継の実施に伴い,11月24日(土)の午後4時15分から閉園まで,ツシマヤマネコの「ミヤコ」を直接ご覧いただくことができません。御了承ください。

 11月25日(日)
(1) 10時30分から11時45分 【工作イベント ヤマネコの耳を作ろう!】※3
(2) 13時00分から13時20分【獣医師ガイド】
(3) 13時20分から14時20分【講演会(ツシマヤマネコの現状)】演者:山村辰美氏(ツシマヤマネコを守る会会長)
(4) 14時20分から15時00分 講演会(ツシマヤマネコの性格を評価し,関連遺伝子をみつける)】演者:石原茜(京都大学野生動物研究センター)

※3 色画用紙でツシマヤマネコの「ネコ耳」や「しっぽ」の模型を作っていただきます。参加には事前に応募が必要です。
● 募集人数  20名(先着順)。未就学児は保護者同伴で御参加ください。
● 応募期間   平成24年11月1日(木)から11月12日(月)
● 応募方法   京都市情報館「京都いつでもコール」に電話,FAX又はホームページからメール専用送信フォームにて御応募ください。※連名での申込の上限は3名までとします。
● 問合わせ先  京都市情報館「京都いつでもコール」
TEL:075-661-3755  FAX:075-661-5855
● 参加費用 無料(ただし,入園料は必要です。)

4 参加費用 無料(ただし,入園料は必要です。)
5 問い合わせ先
〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内 
京都市動物園総務課 電話 075-771-0210

  (参考)ツシマヤマネコ
  (ネコ目ネコ科 学名 Prionailurus bengalensis euptilurus

絶滅危惧ⅠA類(環境省レッドリスト2007),平成6年3月に国内希少野生動植物種に指定。シマヤマネコは,日本では長崎県対馬にのみ生息するネコ科の動物で,ベンガルヤマネコの亜種とされます。生息環境の悪化等により,国内で最も絶滅の恐れが高い種の1つで,生息数は推定80~110頭とされています。からだの大きさは,体重3~5kg,体長50~60cmで,イエネコと同等かやや大きい程度で,大きく太い尾や耳裏の白斑(虎耳状班(こじじょうはん)が特徴です。)森林性で落葉広葉樹林を好み,主として谷筋や低地部を利用します。集落周辺の田や畑も利用することが多い,里地里山の動物です。