飼育員ブログブログ

2018年4月3日(火)車に揺られゾウに揺られ~ラオス出張記②~

前回の投稿から日が空いてしまいました…
ごめんなさいm(_ _)m

第2回ラオス出張記はサイニャブリ県でのゾウ祭りのお話(前編)です!
内容がとっても濃かったので2回に分けたいと思いますΣd(^‐^)

前回の場所,首都ヴィエンチャンから車で6時間(休憩あり)。
この6時間…日本のように完璧に舗装された道路ばかりではないので,
かなり長く・辛く感じました…。これがまた揺れる揺れる・・・。
車内に付いている“手すり”が今回大活躍!というか使わないと大変危険!!
運転してもらっていて贅沢ですが・・・A^‐^;)
みなさんがゾウ祭りへの旅行を計画される際は,
ルアンパバーンという北部の都市からの移動をオススメします!
こちらからならバスに乗って3時間程度で行くことができます。

さてさて,ゾウ祭り前日の朝から視察を開始しましたが…
さっそく車窓からゾウ発見!

車を気にすることもなく悠然と歩くゾウ!
お腹の番号はゾウ祭り本番の入場順(ほぼ大きさ順)で,
今回は69番までのゾウ達が参加していました。
ラオス中の村々から,ここサイニャブリに集まってきます。

こちらはゾウ祭りポスター&来賓席。
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数多くのスポンサーがついていて,会場には企業のブースもたくさんあります。
来賓席にはブンニャン・ウォーラチット国家主席をはじめとする要人が
数多く参列され,国をあげての一大イベントであることが分かります!

会場に着いたときは,ちょうど入場行進の練習中でした。
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一糸乱れぬ入場!しっかりとマフー(上に載っている担当者)の指示に従います。

後半には子ゾウの隊列が!
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こちらは前のゾウの尻尾を鼻でつかんでの可愛らしい入場!

一糸乱れぬ入場!と思いきや…
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「急に止まらんといて!!」
前の子が急に止まっちゃったのでおしりに顔がムギュッ!(≧*≦)笑

最後尾からはまだ小さな子ゾウと母ゾウが一緒に入場!
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ブンサップというオスゾウで,まだ生後2か月という幼さ!
ちなみに母親はメーカムソイ(30歳)です(^▽^)
今回のゾウ祭りではこの子と幾度となく出会うことに・・・

入場行進の練習を終えると,ゾウ達は会場のそばにある広場の木陰で休憩。
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観光客向けにはエサやり体験やライド(上の輿に乗っての散歩)などがあり,
マフー達にとっても年に一度の重要な出稼ぎ場になっています。

私はゾウ祭り主催者のご厚意により,当日の入場行進では
ゾウに乗って参加できることに!!
明朝,準備のため夜明け前に広場へ行くと,
マフーとゾウは暗闇の中でなにやら準備中・・・
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ゾウがどこにいるか分かりますか?
明るくなってくるとこんな感じです。
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夜中は輿をおろして,樹のそばで休んでいます。
その際,長い鎖で樹とつながれており,マフーもそばで休んでいます。
ゾウ祭り中は,参加するゾウ達のごはんは主催者から支給されます。
バナナの葉やサトウキビなどのごはんが準備してあります。

8:00amのセレモニー開始に向けて準備も着々と進んでいる様子。
輿を乗せて,装飾品をつけて,マフーも民族衣装に着替えます(^‐^)/
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ちなみにゾウの上から撮っています。手振れ補正機能に感謝!笑

来賓や観光客を乗せて入場するゾウたちも準備万端。
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あ,奥にはメーカムソイ(69番)がいますね!
そばにいるのはブンサップくん。
さてさて,ゾウ祭り本番はどんな催し物があったでしょうか。
そして私はカメラを落とさずに無事終えられたでしょうか・・・。

第3回に続く…

                         アジアゾウ担当 アラマキ