飼育員ブログブログ

2018年3月12日(月)これであなたもラオス通!?~ラオス出張記①~

子ゾウと
アジアゾウ担当のアラマキです。
2018年2月14日~21日にかけて
「ゾウの繁殖プロジェクト」に基づく人材交流事業として
ラオス人民民主共和国へ行ってきました。
ラオスといえば京都市動物園のアジアゾウ,
冬美トンクン,春美カムパート,夏美ブンニュン,秋都トンカムのふるさと!
ちなみに美都はマレーシア出身です♪
ラオスの一大イベント「ゾウ祭り」にも参加させていただきました。
冒頭の写真はゾウ祭り中の一コマ。

今回の出張で,私はラオスという国が大好きになりました!
豊かな自然,温厚なラオスの方々,そして沢山のゾウたち・・・。
食事も私の胃腸に合ってました♪笑

お会いしたラオスの方々から,ラオスについて
ぜひ京都のみなさんにも紹介してください!
と伝言をもらいましたので,飼育員ブログを通して
一人でも多くの方にラオスの魅力をお伝えし,
ぜひラオスを訪れるきっかけにしてもらえたらと思っています!!

ブログは数回に分けて,私が見てきた「ラオス」を
お伝えできればと思っています(^‐^)/

前置きはこの辺にして…

みなさん,今さらですがラオスの場所はご存知でしょうか?
laos
東南アジアに位置し,タイやベトナムなど5つの国に囲まれた内陸国です。
今回はベトナムを経由してラオスへと飛びましたが,
ラオス-日本の定期便を開設する計画もあるようです。
関空→ベトナム(ハノイ)で約5時間半,
ハノイ→ラオス(ヴィエンチャン)で約1時間のフライトでした。

ラオスは別名「100万頭のゾウの国」と呼ばれています。
これはラオスの礎となった国,ランサーン(100万頭のゾウ)王国からきています。
シエンクアン
こちらはシエンクワンと呼ばれるブッダ・パークにある3頭の象の石像。
ラオス語でサムサーンフアと言い,ランサーン王国の象徴でした。
サムサーンフア
寺院など今でも数多くの場所で見られ,
ラオスの方々にとっても特別な図柄のようです。

首都はヴィエンチャンで,メコン川をはさんでタイ王国と接しています。
メコン川を国境線として友好橋がかかっており,タイとの人の行き来が盛んです。
タイ以外からの観光客も数多く訪れていて,とても活気に溢れています。
パトゥーサイ(凱旋門)
パトゥーサイと呼ばれる巨大な凱旋門もあります!
上に登ることもでき,ヴィエンチャン市内を一望できる観光スポット。
ビエンチャン
ランサーン通りと呼ばれるこのメインストリートの先には
ラオスのホワイトハウスとして名高い大統領宮殿があります。
そんな政治・観光の中心ヴィエンチャンのど真ん中に,
今回の訪問先のひとつ,農林省森林局の庁舎もあります。
森林資源局
ラオスは森林資源が豊富なこともあり,森林局もとても大きな組織です。
ゾウの繁殖プロジェクトもこの森林局の方々を中心に,
大学や自治体関係者の方々とやりとりをさせていただいています。

私たちは出張中の移動も森林局の方の車に乗せてもらっていましたが,
観光客の方の主な移動手段としては,遠距離であれば飛行機や高速バス,
市内などの近距離では下のトゥクトゥクがあります。
トゥクトゥク
めっちゃ派手に感じるのは私だけでしょうか...f(^‐^;)
大型・小型いろいろなサイズがあるようです。
あとヴィエンチャン市内に限ればこんな交通手段も・・・
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ん!?どっかで見たことあるような…
そう!京都の市バスです!
2016年に京都市からラオスへ贈られた市バスが
空港と市内を結ぶ路線などで活躍していました(*^▽^*)
ラオスは日本と逆で右側通行なので,ちゃんと改装済み!
異国の地で市バスに会う…なんかテンションあがりますね♪

第1回はとりあえずここまで。
ラオスにちょこっと興味が湧いてきたでしょうか(^‐^)ノ

・・・え?ゾウはまだかって?
ゾウ祭りの様子はまた次回のお楽しみです♪(*´艸`)

                          アジアゾウ担当 アラマキ