2017年5月2日（火）新しい仲間☆

京都市動物園には，京都の里山を再現し，京都に生息する動物たちをメインに展示している『京都の森』というゾーンがあります。
その真ん中に，クマ舎があるのをご存知でしょうか？
クマ舎には2016年5月まで，エゾヒグマのアイがいましたが，高齢で亡くなってから，クマ舎は空っぽになっていました。。。

が，

去る4月17日，クマ舎に新しい仲間がやって来ました。

１歳になるメスの　ニホンツキノワグマのほのか　です。

お引越ししてきてからしばらくは，健康に問題がないかの確認やグランド練習などの期間を設けていましたが，5月2日からは来園したみなさんにも見ていただけるようになりました（・ｖ・）☆

ツキノワグマの母親は，冬眠中に出産し，１年間子グマの子育てをし，その間に子グマは生きる術を身に付けます。そして親子で２回目の冬眠に入り，冬眠から目覚めるとやがて子グマは親離れの時期を迎えます。

ほのかは親離れはしたものの，まだまだ好奇心旺盛でグランドでコロコロと走り回る姿を見られます。

時にはプールから覗く，こんな表情も。

ゴールデンウィークは，ぜひ！新しい仲間のほのかに会いに来てくださいね(๑❛ᴥ❛๑)

種の保存展示課　西村