生き物・学び・研究センターブログ
2015年12月25日(金)勉強に参加してくれている仲間たち(その3)
ゴリラのおうち~樹林のすみか~の住人たち。
最初はゲンタロウくん。
運動場でいるときにはのんびりしていますが
タッチモニターに向かえば,真剣です。
この一年半ほどの間に,1から12まで数えられるようになりました。
同じく12まで数えられるチンパンジーのタカシが4年以上かかったのと比べると,素晴らしい速さです。
ただし,お母さんのゲンキが勉強しているときには,終わるのをまっていないといけません。
そんなときには,お客さんの方に寄っていったり,
たまには,カメラにいたずらしに来たりします。
なにをやってもかわいい盛りの4歳児です。
次に,ゲンタロウのお母さんのゲンキです。
ゲンキも勉強に参加しています。
しかし,やる気があんまりないのか,食べ物を持ってきて,モニターの前でゆっくり食べていることが多いです。
やっと始めても,すぐに飽きて離れて行ってしまい,勉強はあんまり進んでいません。
まだ1から3までの順序がよくわかっていないのです。
そのせいで迷惑をこうむっているのがゲンタロウ。ゲンキが来ると席を譲らざるをえず,席が空くのを待っていなくてはなりません。
最後がモモタロウ。
大きな体で,運動場の天井もすいすい移動しています。
モモタロウもタッチモニターの勉強はできるのですが,
今のところ一時中断しています。
ゲンタロウたちが勉強している間は,奥の部屋で食事をしています。
今後,条件が整えば,モモタロウの勉強も再開したいと思います。
田中正之