飼育員ブログブログ

2020年11月13日（金）２０匹のイチモンジタナゴの稚魚

みなさん，こんにちは♪
今回は，7月に浮上した（生まれた）イチモンジタナゴの稚魚のその後を紹介します。

7月10日～15日に20匹の稚魚が確認されました。
本当はもっとたくさんの稚魚が浮上するかと期待していたのですが…
後にも先にも浮上することはなく，今年は全20匹でした(-_-)

親と同じ水槽に入れておくと食べられてしまうことがあるため，しばらくの間，稚魚だけをガラス水槽で飼育していました。

小さすぎて頼りなかった稚魚たちですが，ガラス水槽を卒業する頃にはイチモンジタナゴらしい形になり，体にも特徴である"一文字"模様がうっすらと見えるように(*^^*)

動画はこちらをクリック↓
【スローモーション動画】イチモンジタナゴ稚魚10月15日（YouTube）

10月下旬，20匹の稚魚は親のイチモンジタナゴと同じサイズの水槽に移動しました。

湯舟より大きい水槽（非公開）

広～い水槽なのですが，一か所に集まっていました。
この水槽には，他にオトナのイチモンジタナゴはおらず，稚魚だけです。

動画はこちらをクリック↓
【動画】イチモンジタナゴ稚魚10月25日（YouTube）

11月になり，朝晩冷え込むようになったので，越冬のため水草を沈めました。
ただでさえ，小さくて確認しづらい稚魚たちですが，水草の中に隠れるようになり，益々どこにいるのか分からないように…(*_*;

水草の中にいるのですが，姿は全く見えず…

今後，冬が近づくにつれて水温が低くなるので水槽にアルミシートを巻き付けたり，ヒーターを付ける予定です。

アルミシート

冬支度をしっかり行い，来年の繁殖に向けて，稚魚達には元気に越冬してもらいたいと思います★

カマナル