京都大学との野生動物保全に関する教育及び研究の連携(2008年4月18日)
京都大学と京都市が野生動物保全に関する教育及び研究の連携協定を締結しました。
京都大学及び京都市は,野生動物の保全と共生に向けた取組を京都市動物園において行うことを目的として,「野生動物保全に関する教育及び研究の連携に関する協定書」を締結し,連携の発足式を京都市動物園で執り行いました。
発足式 お披露目式
協定概要
京都大学及び京都市は,京都市動物園と京都大学野生動物研究センターをそれぞれの中核として,京都市動物園における野生動物保全に関する教育及び研究の連携を図るため,協定を締結するものである。
この協定は,野生動物保全のための「種の保存」と「環境教育」を実践する場として,
京都市動物園の機能充実を目指す京都市と地球社会の調和ある共存という理念の下,実感を基盤とした「環境教育」を通じて,次世代へ人間を含めた自然のあり方についての深い理解を伝えていくことを目指す京都大学とが連携し,野生動物の保全と共生に向けた取組を京都市動物園において行うことを目的とする。
<協定の主たる協力事項>
1. 京都市動物園で飼育する動物の研究に関する事項
2. 京都市動物園における環境教育及び生涯学習に関する事項
3. 絶滅危惧野生動物の保全に関する事項
リンク集
京都大学のホームページ http://www.kyoto-u.ac.jp/ja
京都大学野生動物研究センターのホームページ http://www.wrc.kyoto-u.ac.jp/
野生動物学のすすめ
2011年から,京都大学との連携事業として「野生動物学のすすめ」を毎年4月に行っています。京都市動物園が取組んでいる「調査・研究」や,野生での現状などを知っていただく機会になっています。
2019年は4月13日(土),14日(日)に行いました。当日の様子はこちらのページでお知らせしています。
2018年,WRCが設立10周年を迎え,京都市との連携も10周年を迎えました。
10周年を記念した本も出版されました。動物園の職員も執筆に加わりました。
京都大学野生動物研究センター(編)「野生動物 追いかけて,見つめて知りたい,キミのこと」京都通信社
※京都市動物園の売店でも御購入いただけます。
「京都市動物園と台北市立動物園との連携と協力に関する覚書」(令和3年2月8日)
(台北市とオンラインでつないだ覚書調印式の様子)
京都市動物園では,「いのちかがやく京都市動物園構想2020」に基づき,生物多様性の保全及び希少種の繁殖に取り組んでいます。この度,更なる取組を推進するため,台北市立動物園と,生物多様性に係る今日的課題を共有し,それらの解決に向けた取組について協働していく覚書に調印しましたのでお知らせします。
なお,本覚書は,当園では初の海外の動物園との包括的な連携・協力に係る覚書となります。
覚書の内容
(1) 生物多様性の保全に係る今日的課題を共有し,それらの解決に向けた取組について協働する。
(2) 具体的な取組事項
・ ニシゴリラの繁殖に係る相互協力
・グレビーシマウマの繁殖に係る相互協力
・当園のツシマヤマネコと台北市立動物園のベンガルヤマネコの保全に係る相互協力
・その他,生物多様性保全やSDGs達成のための相互協力
図書館カフェ2階で台北市立動物園を紹介するポスターを掲示しています。
「京都市動物園と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学との教育及び研究に関する協定書」(令和元年7月10日)
この協定は,京都市動物園及び嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学が共通の目的とする,京都市動物園における,教育及び研究について,両者が相互に協力すべき事項,その他学術交流を通して,実践活動や事業活動を促進し,円滑に進めることを目的とする。
京都市動物園と嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学は,平等と互恵を基本とし,双方が関心を持つ,以下の項目について連携を促進するものとする。
(1) 人材育成及び事業協力等を通じた相互の文化芸術を中心とした学術交流に関する事項
(2) 地球環境保全及び生物多様性保全のための教育・研究に関する事項
(3) 野生動物の保全及び人間との共生を推進する実践活動に関する事項
(4) その他,両者が合意した事項
学校法人 大覚寺学園 嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学のホームページ
https://www.kyoto-saga.ac.jp/(外部サイトにリンクされています)
令和元年10月18日 連携協定に基づいて嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 池田泰子教授による編集・デザインの支援をいただき,「動物園だより」を一新しました。
ニュース > 「動物園だより」が新しくなりました!
「動物園だより」第189号(2019年10月01日) 第190号(2020年04月01日) 191号(2020年10月01日)
令和元年11月30日 連携を記念したシンポジウム「動物園のみる夢」を京都市動物園で行いました。詳しくは,動物園のイベント情報で。
令和2年1月18日~3月21日 京都dddギャラリー第224回企画展 「Design ZOO: いのち・ときめき・デザイン展」
【NEW】「秋の夜間開園」~妖怪ナイト at the zoo 2020~ の共同開催 (令和2年10月10日(土)~11日(日))
「秋の夜間開園」~妖怪ナイト at the zoo 2020~の開催について(イベント情報ページ)
「野生動物保全に関する研究及び教育普及の連携に関する協定書」(平成30年11月12日)
この協定は,京都市動物園を通じて野生動物保全のための「種の保存」と「調査・研究」,「環境教育」を実践する場としての機能充実を図る京都市と,動物特に鳥類に関する総合的研究を行い,我が国の文化及び科学の発展,生物多様性の維持並びに地球環境の保全に寄与することを目的とする山階鳥類研究所とが連携し,野生動物の理解,保全,共生に向けた取り組みを連携して行うことを目的としています。
京都市本庁舎で行われた調印式の様子はこちらのページ(動物園HP「ニュース」 平成30年11月12日の記事)
(公財)山階鳥類研究所のホームページ http://www.yamashina.or.jp(外部サイトにリンクされています)
連携を記念した企画展とシンポジウムを開催しました。
企画展: 2018年12月11日~2019年1月20日
記念シンポジウム: 2019年1月20日 当日の様子はこちらのページ
昨年度は2020年1月26日(日)に連携記念シンポジウムを開催しました。「動物園を通して野生動物の世界を知る」
【NEW】今年度は2020年2月13日(土)に連携記念講演会をZoomを使って開催します。齋藤武馬 「絶滅寸前?! オガサワラカワラヒワの生態と保全」 (企画展 2021年1月19日(火)~2月14日(日)於:東ギャラリー)
「京都市動物園と平安女学院大学との教育及び研究に関する協定書」(令和元年12月9日)
協定内容について
(1) 人材育成及び事業協力等を通じた相互の文化・観光を中心とした学術交流に関する事項
(2) 京都市動物園におけるユニバーサルデザインの推進と利用促進に係る企画立案に関する事項
(3) 国際的な情報発信に関する事項
(4) その他,両者が合意した事項
動物園で行われた調印式の様子はこちらのページ(動物園HP「ニュース」 令和元年12月9日の記事)
平安女学院大学のウェブサイトでの記事はこちらのページ(外部サイトにリンクされています)
【NEW】2020年 秋の夜間開園「じゃぽにずぅむ」の共同開催 (令和2年9月19日(土)~21日(月・祝))
秋の夜間開園の実施について(イベント情報ページ)
京都市動物園・京都府立植物園・京都水族館及び京都市青少年科学センターでは,かけがえのない自然環境の次世代への継承及び体験・啓発を目的として,4園館連携協定のもと,1年を通して様々な交流連携事業を展開しています。
詳しくは4園館連携のページへ
2016年4月12日に京都精華大学と連携協力に関する協定を締結しました(その時の様子はこちら)。
活動内容
・環境教育の場として,園内の資源を生かした普及啓発事業
・地域の自然や環境問題を幅広い世代に伝えていくことができる人材の育成
2020年度は新型コロナウィルス感染症の影響で,6月からの活動となりました。
6月29日(月)「京都の森の田んぼ(雑草との終わりなきたたかい)」(2020年7月1日 生き物・学び・研究センターブログ)
7月13日(月)「京都の森の植物を調べよう」(2020年7月15日 生き物・学び・研究センターブログ)
2018年10月14日,京都精華大学マンガ学部キャラクターデザインコースとの連携企画により,イベント「あしあと調査団」が実施しました。イベントの様子はこちらのページ↓でご覧いただけます。
イベント報告 京都精華大学との連携企画「あしあと調査団」を開催しました
2018年10月21日,京都精華大学マンガ学部キャラクターデザインコースとの連携企画により,岡崎ワールドミュージックフェスタ2018に,ワークショップ「WANTED!! 逃げた動物を探せ!」を実施しました。
イベントの様子はこちらのページ↓ページでご覧いただけます。
生き物センターブログ 岡崎ワールドミュージックフェスタに出展しました